転職回数が多い場合の対策術

転職活動をしているとき、気になるのが自分の転職回数ではないでしょうか?
最近では転職することが当たり前になりつつあり、以前より転職に対するネガティブなイメージは少なくなり、むしろスキルアップやキャリアアップを連想するポジティブなものになってきています。
とはいえ、転職回数が3~4回以上になってくると「仕事が続かない人だと思われるのではないか」「忍耐力に欠けているという評価になるのではないか」という不安が出てきます。
実際のところ、業界や各企業によって転職や転職回数への捉え方は異なります。
例えば、広告業界などは幅広い知識や経験があることはプラスになりますので、転職回数の多さは比較的気にされない場合が少なくありません。
また、年齢に対して何回転職しているのかによっても、多い少ないの感じ方は変わってきます。
25歳で転職3回と30歳で転職3回では、後者の方は特別多いという印象は薄いのではないでしょうか。
企業によっては、一つの企業に3年程度勤めていれば気にしないというところもあるようです。

転職回数があまりにも多い場合、書類選考の段階で落とされてしまうことも可能性も増えます。
パワハラや契約内容の相違など、転職にやむを得ない理由があったとしても、面接で説明する機会さえ与えられない可能性はゼロではありません。
まずは面接に進むことが第一ステップですので、志望動機はしっかりと書きましょう。
このときに大切なのは「それまで」の経験を「これから」どう生かすかということを明確に記述することです。
転職理由がネガティブなものであっても書類選考の段階では書かず、あくまでもポジティブな理由を書くことが大切です。
こういった転職におけるコツを理解して挑むことで、転職回数を気にせず新しい仕事を見つけることができるでしょう。